毎年のことなのですが、この時期になるとアチコチでやってますね。
一体何をそんなに工事することがあるんだろうと思うのですが、とにかくやってます。車で走っていると、やたらに目に付きます。
アレを見るたびに必要悪という言葉を思い出します。
ひつよう-あく —えう— 【必要悪】< ない方が望ましいが、組織などの運営上また社会生活上、やむをえず必要とされる物事。
本当に大切な工事なら良いのですが、どうしてこんなとこを...って思う時ありませんか?きっと私などが、知らないだけで本当は正当な理由のある必要な工事なんだと思います。
でも、ひどい時は車での移動の時間が読めなくなるほどの渋滞になってたりして、参ってしまいますよね。
で、本題です。
先にも書きましたが、そんな渋滞に巻き込まれてしまった時には「これは必要悪なんだ」と思うようにしています。
なぜ、そのように思うようにしているかというと...
実際には、工事は公共の機関が直接行っているわけではないですよね。公共の機関から委託された民間の企業がやっているんだと思います。公共の機関は、民間の企業に仕事を委託することによって、その企業にお金が流れます。この民間の企業は、利益を得ることになります。当然、その利益によって社員には給与が支払われます。
もしかしたら、予定していなかった工事をしたことで予想外の利益をあげることが出来たかもしれません。そうなると社員に対して年度末の特別手当なんてものが支払われるかもしれません。そうなると、予定外の収入があったことで、我慢していた物を買うことが出来るかもしれません。そそっかしい人は、余計なものまで買い物をしてしまうかもしれません。
そうすると、直接の利益を得た企業以外にもお金が流れることになります。そうです!そうやって景気が良くなっていく可能性もあるのです。
と言うわけで、日ごろ苦々しく思っている工事の渋滞もいつかは自分のところにお金が流れてきてくれると思うと、多少ですが気分が和やかになります(?)。
そんなこんなで、年度末恒例の工事は必要悪と思うようにしています。
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