実に懐かしい名前が差出人欄にあるメールが来ました。学生時代の友人で、広島に住んでいるはずの彼が、なんと仕事で(これを書いている2004/11/04現在)カンボジアに居るんだそうです。もう少しで帰国の予定らしいのですが、現地はまだまだ暑いようです。
その彼が「ちょっと聞いて欲しい曲が…」と題名したメールでmuzie:青木 秀樹というアーティストのURLを教えてくれました。
メールをくれた彼は8月から単身赴任でカンボジアに仕事の都合で行っているということで、向こうにいった当初そうとう精神的にキツイ時期があったそうです。そんなことは全く知らない私は、新潟の夏は湿気が多くて暑いんだよな…などと、グチをグダグダと言ってノホホンと過ごしていたころです。
彼がくれたメールの中に次のような一文がありました。
私がこちらに来る直前に、シェムリアップという町で外国人学校が襲われた事件がありました。人質をとった犯人の要求額は、思い切り高い金額を言ったつもりなのでしょうが日本円で15万円ぐらいだったと思います。そういう生活レベルです。
2箇所驚いたことがありました。1つは、私の記憶にそのような事件の記憶が無いと言うこと。もう一つは、彼が言う「そういう生活レベルです」という一言。人間なんていうものは、(私だけかも知れませんが)自分を自分の世界の中心に生活していて、自分の世界に関係ないことは記憶にすら残らないものなんですね。
と、かなり遠回りしてしまいましたが青木 秀樹さん…すみません。私は全く存じ上げませんでした。が、メールをくれた彼が、カンボジアに行った当初精神的にキツカッた時期を乗り越えることができたのは、青木さんの歌のおかげであったとメールの中で書いていました。
そんな気持ちで私も上記のURLで曲を聴いてみました。
人に何かを訴えることができる仕事というのは素晴らしいですね〜。少なくとも、メールをくれた彼もそしてその彼から教えてもらった私も、青木秀樹さんの言葉の何かを自分自身の現実の何かに置き換えて、(ありきたりな言葉なのですが)リフレッシュ&一時の癒しを得ることができました。ありがとうございました。
メールをくれた彼も、もうすぐ帰国の予定らしいです。広島と新潟という同じ日本の中でも遠く離れたところで生活しているので「直ぐに」ってワケには行きませんが、きっとまた『この地球のどこかで会える』(アトランティスの少女 by 青木秀樹)ってことで…
少々大げさになってしまいました^_^;が、晩秋に旧知の友からのメールってのは、似合い過ぎるタイミングだったようです^_^;
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