池が無くなるのか?

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今日は暑かったですネ。
夕方少しだけ、5/9に見つけた場所に行ってきました。釣果は、コバッチィが一匹だけでした。
で...釣果も残念だったのですが、他にもチョット残念なことがありました。


この池に鯉を放した本人であるというおじさんと話をしました。おじさんの方から声をかけてくれて、少々話込んでしまいました。
やはり、この場所は今年から人が急に来だしたようです。昨年までは、鯉釣り師のパラダイスだったそうです。で、今年になってパッタリと鯉が釣れなくなってしまったという話をされました。
おじさんの論理では、「バスが入ったために釣れなくなってしまった」ということでした。たぶん、その論理は、全てでないにしろある意味で間違ってないんだと思います。
おじさんは、バスが全て鯉を食べてしまったという言い方をしていましたが、私はそうは思いません。
理由1:前回、私が釣ったサイズ(40cm前後)がいると言うことから、この池にバスが入ったのは、ここ1〜2年ではないと考えられる。
つまり、それよりも前からバスはこの池の魚を捕食していたはずである。
理由2:鯉は今年になって急に釣れなくなった。また、(私を含めて)バス釣りをする人が訪れるようになったのも今年である。人が大勢押しかけるようになったのは、今年である。
つまり、バスは前から居たにもかかわらず、鯉が釣れなくなったのは今年からなんだそうです。
考えられるのは「人のプレッシャー」ではないでしょうか。今まで、この池は本当にヒッソリとしていたはずです。
私も、そうだったんですが「ルアー釣りをしている人が居る」って事に気付いて、本当に釣れるかどうかを確認しに行って、釣れることがわかって通い始める人が相当数居たのではないかと思います。
ルアーでの釣りは、鯉釣りとは全く違ってアチコチ歩き回りながら魚の居そうなところにルアーをどんどんと投げ込んでいきます。今まで、のんびりと暮らしていたはずの鯉たちにとっては、急に周囲が騒がしくなってきて、相当精神的なダメージを負ったはずです。
そんなことは知らない、おじさんたちは昨年と同様な釣り方(岸際付近中心の釣り)をしているわけです。釣れなくなってしまったというのは、こういった背景があるのではないでしょうか。
つまり「バスが入ったために釣れなくなってしまった」というのは、根本的な原因ではあるのですが、直接的な原因は「釣り人によるプレッシャー」であると、私は思います。
当然、おじさんにとったらドッチでも良い話で、鯉が釣れなくなってしまったという事実には変わりがないわけです。
で、最後におじさんは「今年の秋には水抜きをする」ということを教えてくれました。非常に残念です。
もちろん、農業用の溜池ですから「自然」がどうのと言うつもりはありません。でも、その溜池を含めたこの場所の雰囲気が、ほんとうにノンビリとしていて気持ちがホンワカとできる場所なんです。
何度も言いますが、本当に残念です。バス自体には罪は無いのでは無いでしょうか。

今回UPした写真:
野鳥写真 ブログ村素敵な野鳥写真がイッパイあり (^^♪

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